Dermira, Inc.はバイオ医薬品会社である。【事業内容】同社は乾癬、多汗症、アクネ等の皮膚症状を治療する皮膚病学の治療ソリューションの開発に従事する。同社のポートフォリオはセルトリズマブ・ペゴルのCimzia、グリコピロニウム・トシラート、olumacostat glasaretilという3つの後期製品候補を含む。Cimziaは注射性生物学的腫瘍壊死因子(TNF)アルファ阻害薬であり、リューマチ性関節炎、乾癬性関節炎、強直性せきつい炎、クローン病を含む各種炎症性疾患の治療のために認可・販売される。グリコピロニウム・トシラートは原発性腋窩多汗症の治療向けの局所適用小分子抗コリン作用薬である。olumacostat glasaretilはアクネの治療用局所適用皮脂生成をターゲットとする小分子である。

決算概要
BRIEF: For the nine months ended 30 September 2019, Dermira Inc revenues increased from $40.1M to $80.6M. Net loss decreased 6% to $140.4M. Revenues reflect Collaboration and license revenue increase of 52% to $59.9M, Product sales increase from $717K to $20.7M. Lower net loss reflects Research and Development decrease of 21% to $42.4M (expense), Stock-based Compensation in SGA decrease of 18% to $12.3M (expense).

• 業種 バイオテクノロジー & メディカル リサーチ
• 従業員数 333
• 時価総額（百万USD） 443.80
• 売上高（百万USD） 42.33 企業価値（EV）（百万USD） 444.55
• 当期純利益（百万USD） -221.54 EBITDA（百万USD） -210.91

■ここポイント
デルミラの株価は2018年3月に、にきび治験薬が後期臨床試験で主要目標達成に失敗したと発表したため 69％下落した。
2019年3月には 一時118％高となり、過去最高の日中上昇率を更新した。デルミラのアトピー性皮膚炎治験薬レブリキズマブが、米リジェネロン・ファーマシューティカルズと仏サノフィの主力商品「デュピクセント」（一般名デュピルマブ）より良い結果を出したことがデータで示された為であった。